赤ちゃんは毎日お風呂に入らないことも。シャワーで清潔に。
赤ちゃんはお風呂が大好き。それでも、園では毎日お風呂に入れないこともありますね。
家庭でも、赤ちゃんの体調次第では、お風呂に毎日入れないこともあります。
そのようなときは、少しでも気持ち良くすごせるように、沐浴やシャワーで汗を流し、さっぱりさせてあげましょう。
体を清潔にするだけでなく、全身の観察をしたり、スキンシップをしたりできます。
沐浴やシャワーの前にここをチェック!
家での入浴について、保護者に聞く
沐浴やシャワーの季節になったら、家庭での入浴はどのように行っているのかを聞いておくと参考になります。
朝、体調を確認します
朝の受け入れのとき、保護者に沐浴やシャワーができる体調かどうか確認しましょう。
皮膚疾患がないか確認する
とぼひや水いぼなど皮膚疾患がないかどうかも保護者に確認しましょう。アトピー性皮膚炎があるときは、家庭での入浴の仕方をよく聞いておきましょう。
直前にも全身の状態を見る
便がゆるい、熱っぽいなど朝とは体調が変化しているかもしれません。機嫌を含め、全身のようすをみましょう。
授乳や食事の直後ではないか
授乳や食事直後の沐浴やシャワーは体に負担がかかるので避けましょう。
環境設定
おすわりまでの赤ちゃんには、浅い浴槽や、たらいが使いやすいでしょう。
お湯は一人ひとり取り替えます。つかまり立ちができる赤ちゃんなら、深めの浴槽に入れて、ふちにつかまって立たせ、シャワーをかけます。
お湯の温度はややぬるめの約38~39℃くらいにしましょう。
大人にはちょっとぬるいかなというくらいが適当です。赤ちゃんの体にかける前に、保育者の手で確認しましょう。
終わったらすぐに体をふけるように、一人ひとりのタオルを準備しておきましょう。
乾いたタオルで体の水分をしっかり拭き取りましょう。ふき残しがあると蒸れる原因にもなります。
言葉かけ
・汗をかいたから、お風呂に入ろうね
・これからお風呂だよー。さっぱりしようね
・さぁ入るよ。気持ちいいね・・・など
服を脱がせるときは、これから何をするのかを伝え、入っているときは気持ちがよいことを表現しましょう。
いきなり服を脱がされては、赤ちゃんもびっくりします。
「いまからお風呂に入ろうね」などこれからすることを伝えましょう。
洗うときも「おててもきれいにしようね」と心の準備ができるような言葉をかけながらしましょう。
沐浴の手順
お湯をためて静かに腰から入れ、顔→頭→体→おしりの順に洗う。
シャワーの手順
足にシャワーをかけて慣らし、顔→頭→体→おしりの順に洗う。