0歳児の秋の外気浴はいつから?ねらいとは?
10月〜11月は、外気浴にぴったりの季節です。安全確認をしっかりと行い、楽しく赤ちゃんの好奇心を引き出してあげましょう。
温度の変化や光、音に触れさせ、外の環境に慣らしていきましょう
暑さも一段落し、さわやかな陽気となる10月〜11月は、1月のなかでも外気浴に最適な季節です。外気浴は、暑さや寒さなどの温度変化に皮膚を鳴らしたり、光や音などに触れることで五感を刺激し、徐々に外の環境に適応させること、また、気分転換や好奇心を引き出すきっかけづくりなどが目的です。
外気浴はをはじめるときは、最初から外に連れていくのではなく、まずは窓を開けて外の空気に触れさせましょう。日当たりがよく風通しのよい窓辺にいるだけでも、室内とは違う空気を味わうことができます。次に5分、10分と少しずつ外にでる時間を増やしていきましょう、抱っこしてのんびりとお散歩をするのもよいですし、園庭をひとまわりするだけでもい、赤ちゃんの好奇心は十分刺激されるでしょう。
外気浴の際の安全チェックポイント
事前に園庭の安全確認を
園庭の木陰にシートを敷いてすごすだけでも、十分に外気浴になります。その際は事前に木々に害虫がついていないか、地面に石などがないかをチェックしておきましょう。
お散歩カーの点検をしっかりと
おすわりやつかまり立ちができるくらいになったり、お友達とお散歩カー(台車)に乗ってお散歩するのもよいでしょう。お散歩カーを使う際は、手すりやタイヤに不具合がないか、事前点検をしっかりとしておきましょう。
天気がよい日を選んで
寒い日や風が強い日は避けて、なるべく天気がよい日に行うようにしましょう。
強い紫外線は避けて
紫外線で肌を傷めることがないよう、紫外線が強い時間帯(10時〜14時)は避けるようにしましょう。
こまめな体温調節を
赤ちゃんが汗ばんできたら、汗を拭き取り、上着を脱がせるなどこまめに体温調節をし、快適にすごせるようにしましょう。
「気づき」を受け止めて
木々や花、虫などに赤ちゃんが興味を示したら、立ち止まって「きれいなお花だね」とことばかけをするなど、気づきを受け止めてあげましょう。
体調の変化にも気をつけて
急に体温が下がると、くしゃみや鼻水が出る子もいます。外気浴をするときは、体調の変化にもしっかりと気を配りましょう。
外気浴の際に、よくある質問
外で外気浴をするときは、日焼け止めを塗るほうがよいですか?という質問
外気浴によって適度な紫外線を浴びることは、体内のビタミンDの活性を高め、骨の発育を促しますが、強い紫外線はかえって体によくないため、長時間の外気浴では日焼け止めを塗るようにしましょう。さらに、帽子をかぶせることをおすすめします。
外気浴で散歩にでかけるときに、用意しておくほうがよい物は何ですか?という質問
少し遠出をするときには、タオルや着替え、おむつ、携帯電話、ばんそうこう、とげ抜き、消毒セットなどを持っていくとよいでしょう。