赤ちゃんが泣く理由や原因とは?泣いたら放置で大丈夫?
赤ちゃんが急に泣きだして、あたふたしたこと、ありますよね?どうしたらいいの?と悩んだこと、ありますよね?ここでは、泣く赤ちゃんにどのように関わっていけばよいのかをご紹介したいと思います。
まずは落ちついて、笑顔で赤ちゃんのよびかけに応えてあげましょう。
赤ちゃんは泣くことでさまざまな気持ちを訴えています。泣く子の気持ちを知ることが、対応への第一歩。どんな場合に泣いているのか、整理してみましょう。
オムツをかえてほしい
オムツが汚れていると、不快感から泣き出します。すぐにかえてあげましょう。便の状態も見て、体調を崩していないかにも注意しましょう。
ミルクがほしい
授乳から時間がたっている場合は、おなかがすいているのかもしれません。時間がたっていなくても、前に飲んだミルクの量がすくなければ、早くおなかがすく場合もあります。
眠い
眠いのに寝付けないときや、目が覚めてしまったときにも泣きます。寝る前に泣く子どもと、寝起きに泣く子どもがいるので、どういうタイプなのか傾向をつかんでおきましょう。
衣類が苦しい
オムツや靴下がきついなど、不快に感じていることもよくあります。着ているものを脱がせてみると、湿疹などの異常に気がつくこともあります。
暑い・眠い
暑いときも寒い時も、赤ちゃんは泣いて知らせます。体に触って汗ばんでいたり、手足の先が冷たかったりしたら、着替えさせたり室温の調節をしましょう。
人見知り・甘え
生後3~4か月以上になると、人見知りや甘えから泣くこともあります。入園したばかりの乳児には、いつも同じ保育者が対応して顔を覚えてもらうようにしましょう。
まず、あわてず、赤ちゃんのそばに寄り添ってみましょう
赤ちゃんが泣いたら、すぐにそばにいき、まずはあわてずに目をみながら「どうしたの?」と声をかけ、泣き方を観察してみましょう。保育者があわててしまうと、その気持ちが赤ちゃんに伝わって、ますますなきやまなくなってしまうことがあります。赤ちゃんは話すことはできませんが、泣くことでコミュニケーションをとろうとしています。具合が悪いわけではなくても、甘えたい気持ちから泣いたり、発声練習のような意味で泣き声をあげることもあります。
性格と泣きのパターンをつかむ
泣き方には、赤ちゃんの性格が出ます。保護者から、家出のようすをよく聞き、どんなときにどんな泣き方をするのか、それぞれの子ども泣きのパターンを把握しておきましょう。子どもによって、おなかがすいたときに泣く、甘えたいときに泣くなど、パターンがわかってきます。
眠いとき、甘えたいとき、退屈なときに多い泣き方として、ぐずぐずと弱い声で泣いたりします。オムツが汚れているとき、空腹のときなどは、大きな声で泣く傾向があります。
具合が悪くないかをチェックしましょう
いつもと比べて泣き方が激しい、なかなか泣き止まないなど、赤ちゃんのようすがいつもと違う場合は、体調を崩していないかをチェックしましょう。発熱や下痢などがある場合は、他の保育者や園長に相談し、必要があれば保護者に連絡をとります。特に、高熱がありいつもと様子が違っているとき、下痢やおう吐があるとき、発疹があるとき、血便があるときは要注意です。