冬遊びの保育とは?園庭でやってみよう
冬は、北からの風が強く吹き、気温が低い日が続きますね。
風の変化、寒暖の差など、天気を感じるチャンスでもあります。
冬の天気を感じる遊びを活動に取り入れられたらよいですね。
晴れ・くもりを感じよう
太陽の陽が当たる場所(日なた)、当たらない場所(日陰)、日なただった場所が太陽が隠れると日陰になる、そんな日なたと日陰を意識することで、晴れとくもり。
それぞれの天気を感じられるとよいですね。
例えば、当番で鉢植えの植物を太陽の陽が当たる日なたに移す仕事をするなどの生活体験を通すと分かりやすいでしょう。
植物がいきていくためには、太陽の陽が必要なことを説明し、日なたを探してみるのもいいですね。
日なた・日陰を感じる遊びを取り入れてみよう
日なた、日陰探しをしてみましょう。
1日のうちでも時間によって日なた、日陰の場所が変わることや、日なたは温かく、日陰は寒いことに目を向け、太陽と日なた、日陰の関係を意識してみましょう。
また、影踏み遊びに誘って、晴れの日は影踏み遊びができるけれど、くもりの日はできないことに気づくのも楽しいですね。
子どもから雲や雨はどうやってできるの?と聞かれたら
海や川の水が太陽の陽で温められると、水蒸気になって空気中に取り込まれ、空にのぼっていきます。
水蒸気が上空で冷やされて氷の粒になり。たくさん集まると雲になります。重くなると空に浮かんでいられなくなり、雨となって降ってくるのです。
子どもたちには、海や川の水が小さな粒になって、空にのぼっていって、たくさん集まると雲になって、粒が大きくなってくると空から落ちてきて、雨になるという具合で説明できるとよいでしょう。
エプロンシアターなどで、小さな粒をキャラクター化したりすると、視覚的にもわかりやすく、子どもたちが興味をもちやすくなりますね。